CROOZインターンシップに参加して感じたこと
こんにちは。カザリです。
夏が始まって、初めてのサマーインターンシップに参加してきました。
SHOPLIST.comでおなじみのCROOZ株式会社の1dayインターンシップ
一言で言うと、自分の思考のスピードの遅さを実感した1日でした。
インターンの内容は、
SHOPLISTの成功要因や新規事業を考える上でのポイントをインプットし、
個人とグループででの新規事業立案でアウトプット。
個人ワークが1時間、GW(グループワーク)がおよそ4時間
その中で感じたことをまとめていきます。
①普段の生活の中から問題意識がないと
新規事業立案なんてできない。
インターン選考のGDではお題が出されてその中での提案や事業立案がほとんどだと思います。
GDでは、いかに新しいアイデアを出せるか、アイデアベースでの提案がほとんど。
しかし今回のサマーインターンでは、実現可能性の部分も重要視されていました。
・アイデアだけではなく、しっかりと売上につながるのか。
・市場は確実にあるのか
・実際にユーザー数の予想と売上予想を立ててみる
市場の見つけ方や売上計算の仕方もインプットした上でのワークでした。
とはいえ、問題意識がないと事業立案なんてできません。
ワークの課題は、市場が定められているわけではなく、本当に0から考えなくてはなりませんでした。
実際に新事業を立案する際と同じ状況だ思います。
市場をどこに絞ろう??迷っちゃうなぁ〜〜
なんてもたもたしていると、売上予測計算まで時間が足りません。
普段の生活から常に問題を意識していないと、
たった1時間で新しい問題を発見して確実な解決案を出すまでできないと思います。
②GWは自分ごととして考えられる課題を見つけた方がよかった。
初めて会って、バックグラウンドや性格を知らない人たちとのGWは話のすれ違いが起こりやすいと思います。
皆の共通認識をどのようにしてとるか。がGWの鍵となるのではないでしょうか。
私のグループでの失敗は、
お互いが腹落ちして解決するべき問題と市場を決定することができなかったことです。
・本質の問題を発見しにくい市場を選択してしまった
・市場を決定しても、その中での問題を発見することができない。
この二つは絶対に避けるべきです。
どうして問題が発見できないかというと、
その市場が自分ごととして考えられる範囲外であるからだと思います。
その中で問題を発見できたとしても、それを解決できる案は浮かびにくいし、想像での問題は本質の問題とは異なります。
自分たちの今の問題に対してなら、考えやすい且つ日常生活での解決案が出しやすかったのかなと思っています。
③求められる最低限のものを出せて初めてフィードバックに意味がある。
個人ワークの発表後のフィードバックの時間、
「それって楽天とどう違うの?」
「それってAirbnbとどう違うの?」
売上予想を出せても、既存のサービスとのはっきりとした価値の違いを示せないと、フィードバック以前の問題です。
フィードバックをもらうためには、求められている価値相応のもの、もしくはそれ以上のものを提出して初めて有益であり、さらなる思考に繋がると思います。
提示されたフレームワークや事業立案方法をしっかりと確認し、その流れに沿って考える。
求められている基準を明確にして少しでもそれに近づこうとする。
簡単なことのように思えて、実はこの作業がとても大切だったりします。
良いフィードバックは必ず欲しいもの。
学生からすると、実際に経験のある社会人からのフィードバックに気づかされることは多いものです。
少しでも深い思考に繋がるフィードバックを得るために、この作業を忘れないようにしたいです。
夏のはじまりにこのインターンシップに参加できたことは、自分の実力を知る上でとても良かったと思っています。
まだまだこの夏に得ることはたくさんありそう。